転塾サポート制度

当塾にお問い合わせいただく方の約70%以上が、現在大手塾に通われている方です。

その中で塾のクラスが真ん中より下の方は60%以上です。

今の勉強の進め方でいいのか、難易度は適切か、過去問はいつから実施するのか、質問はできているのか、消化不良は起こしていないか、メンタルは大丈夫か、

塾の勉強でわからないことはきっと多いはず、でもそれを質問する勇気はなさそう。では塾を辞めるか、というと友達もいるし、やめたらやめたで学習量が下がりそう。

今の現状がベストとは思わないけど、これからすごく頑張るとも思えない。とは言ってもせっかく慣れてきた塾をやめて新しい塾に行くことも不安。

そんな方のために転塾や他塾との併用をサポートする制度があります。

残念な話ですが、塾業界の中で「勉強もわからない、質問もしない、それでも辞めない生徒」のことを「お客さん」と呼んでいるそうです。

僕も起業したばかりの時にその話を聞いてショックでした。

行動することは大変なことですが、将来のために、後悔のない選択をしていただければと思いこの制度を用意しました。

■制度内容

転塾制度・・転塾のタイミングで他塾に支払っている授業料をこちらの授業料で置き換える制度です。

他塾との併用制度・・季節講習の免除、他塾の教材の解説、他塾の授業内容の質問対応、新緑やテスト結果の共有など

詳しくは下記よりお問い合わせください。

■お問い合わせ

044-819-5401

お急ぎの方090-7102-9120(今西携帯)

住所 神奈川県川崎市中原区新丸子町736-1戸川ビル2階

アクセス 東急東横線 新丸子駅から徒歩1分  武蔵小杉駅から徒歩6分

〜生徒からの質問コーナー〜 小説ってなんで勉強するの!?

先日、生徒から「国語の読解で小説ってなんでやるんですか〜」と質問を受けたので回答した内容を記載します。

国語の読解問題は論文などの説明的な文章と小説などの物語的な文章があります。

説明文を読む上で一番大切なことは「筆者がいいたいこと」を理解することで、そのためにストーリー展開、論理展開を理解することが重要になってきます。

筆者は読者に何か伝えたいこと、メッセージがあって文章を書いているので、それは何かを念頭に置きながら読むことが読解力の向上につながります。

説明文を読むことは実際、仕事やコミュニケーションにおいて必要だということはなんとなくわかるのですが、小説ってなんでいるんですか?という疑問が湧いたようです。なんとなく私も気持ちはわかります。

では、物語や小説を読む上で大切なことは何か、それは「登場人物の気持ちを理解すること」といっていますが、そもそもなぜそんな必要があるのか、

それは小説は日常の中で起こらないような感情の変化があるからです。

例えば日常生活のみを小説にして誰かその本を買いますか。

朝起きて、ご飯を食べて、仕事に行って帰って寝ました。・・・

よっぽどのファン以外は何が面白いの?っていう感じだと思います。

小説は日常生活では起きにくい設定やその時の複雑な感情の変化、が面白いのです。

戦争、孤児院、浮気性の男、三角関係、劣悪な労働環境、裕福な家庭の中の冷め切った親子、夫婦関係など

その時にどのように考え、どのような理由で、どのような感情になってどう行動したのか、

この複雑な状況の中で自分だったらどうするのか、という答えのない問いを深く考えさせるとことに小説や物語の価値があると思います。

そして、小説や物語を読むことで「他人の気持ちをイメージする力」が養わられると思います。

ですので、小説や物語を読む時には、「登場人物の気持ちを理解する」というテストで点数を取るためだけを目的とせずに、議論すること、もっと話し合うことが大事だと思っています。

登場人物はなぜそのように考え、あのような感情になって、行動したか。

私ならこういう感情となってこうこうどうするだろう、ではAという立場の人ならどうか、

Bという設定ならどうだっただろうか、、、

そしてそれに答えはありません。

だた他人の立場、環境、気持ち、感情をイメージするトレーニングなのです。

私は父でもあり教育に携わる職業です。私の塾や成果のゴールは「自分の道、目標、理想、夢を自分できめて、それに向かって行動し続ける人を育成する」というものです。

そのために必要な要件は

1、自分は価値のある人であることを自覚する思い込み、自信

2、目標から逆算して課題を見つけ、達成するスキルと精神力

3、他人の気持ちをイメージする力

です。

そして、3つ目の他人の気持ちをイメージすることは自分の感情を深堀することにつながります。他人がどういう気持ちになるかを考えることは自分が何を基準に考え行動しているかをより明確にすることにつながります。

自分の道を自分で決めるためには

小説を読み、いろんな非日常の環境で、他人はそして自分はどのように考え、どのような気持ちになるのか、なぜそのような感情になるか、どう行動するかを深堀しましょう。

そして、そのトレーニングはすぐに結果に結びつくものではありません。

自分が困った時、トラブった時、進路を決める時、など非日常的な場面に出くわしたとき、そういえば私ってこういうことを大切にしているようね〜とかっていうふうに思い出したりして、後悔のない選択につながるのかなと思っています。

私は子供がいますが、小説だけでなく、映画やドラマもその類だと思います。

家族で一緒に映画やドラマを見て、家に帰ってその話し合いをする、

うちの食卓はいつもそのような感じです。

子供はその意味など考えていませんが、そういうことに意味を見出し、子供が楽しみながら将来につながるトレーイングを日常の中に盛り込むことも周りの大人の役割かと思います。